創業30周年祝賀会を盛大に開催

摘要

フィンランドの大手製紙企業、UPMキュンメネの日本法人、UPMキュンメネ・ジャパンは10月15日、東京都内のホテルで創業30周年の記念祝賀会を開催、内外から約250名が祝福に駆けつけた。 　同社が日本市場に本格参入したのは1980年。フィンランドの同業、Mリアルとミリコスキ、日本の丸紅、大永紙通商（硯ダイエイペーパーズインターナショナル）とともに合弁企業の日本フィンパップを設立し、当時の国産紙にはない風合いの中質コート紙やSC中質紙を幅広く紹介、出版や商業印刷分野の定期品を中心に販路を拡大していった。その後、日本フィンパップが03年末で発展的に解散したことを受け、04年1月1日付でUPMキュンメネ・ジャパンを設立、紙以外にも粘着ラベル原反やRFIDインレー／タグ、製材、合板など、あらゆるUPM製品を取り扱う直営販社として今日に至っている。