家庭虻工業会「在庫は十分」と発表東洋同・紙青会は「モラルある行動」を呼びかけ

摘要

日本家庭紙工業会（黒崎暁会長）は3月15日、東日本大震災の被災者・被災地に対する緊急義援物資として、トイレットペーパー150万ロールの提供を表明した。正式な会合などを開いている時間的な余裕がないことから、黒崎会長の独断で決めたが、「会員の皆様には定例会の席で改めて報告させていただくので、ご了解のほどよろしくお願いする」（黒崎氏）としている。また家庭紙工業会は3月14日付で、「東日本巨大地震に伴う家庭紙の出荷および在庫状況について（お願い）」と題する文書を作成、黒崎会長名で関係方面に配布した。文書は冒頭で被災者に対するお見舞いと犠牲者に対する哀悼の意を表した後、「地震の影響による電力供給不足に伴い、東京電力管内にある家庭メーカーにおいては計画停電を余儀なくされており、操業に大きな影響が及ぶと予想されるはの見通しを明らかにした。