紙パックの09年度リサイクル動向回収量は10万6，200t、回収率は43．5％

摘要

全国牛乳容器環境協議会（容環協）は先頃、飲料用紙容器リサイクルの現状と動向に関する基本調査をまとめた。それによると、2009年度における飲料用紙パック（以下、紙パック）の回収量は10万6，200fで、回収率（損耗・古紙を含む）は43．5％となった。前年に比べ0．9ポイい（pf）上昇している。なお使用済み紙パックに限定すると回収量は6万8，000￡で、回収率は33．0％と前年より1．0卯の上昇となる。　09年度の紙パック原紙使用量は24万4，300f（対前年比▲6，700f）。このうち損耗発生量は3万5，900f（同▲1，100f）で、全量が再生紙の原料となっている。これに対し紙パックの販売量は国内が20万8，400豪（▲5，500￡）、海外輸出が100f（▲100f）。損耗発生量は2，600￡（▲400と）で、うち廃棄物となったのは300亡（▲100f）にすぎず、88％に当たる2，300f（▲300￡）は再生紙原料．に回された。