1～3月期の中小企業景況調査 紙パはマイナス幅が大幅に縮小へ

摘要

中小企業庁と中小企業基盤整備機構はこのほど、第139回中小企業景況調査（2015年1～3月期）の調査結果を公表した。それによると、中小企業の業況は一部の業種に足踏みが見られるものの、全体としては持ち直しの兆しを見せている。今年6月までについても、景気回復の見通しを持つ企業が増えつつある。このうち「パルプ•紙•紙加工品」では、前期（10～12月期）に比べマイナス幅が大きく縮小。引き続き今年6月までは、景況を「好転する」と見る向きが「悪化する」と見る向きを上回っていきそうだ。