～対売上高比率は前年と同じく7.2％～

摘要

CNFの本格事業化に注力する紙パ各社の研究開発活動 今号から製紙関連企業の2016年度における研究開発活動を取り上げる。株式を公開·上場する製紙関連企業13社が16年度に支出した研究開発費用の総額は314億2,700万円(前年比△O.4％)に上り、連結売上高に占める割合は0.72％だった。これは前年度と同率であり、金額も含め実質的には横ばいとみてよいだろう。以下、個別の活動状況を紹介していくが、各社ともCNF事業の本格的な事業化に向けた研究開発を加速させている点が目に付く掲(掲載は社名50音順)。