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摘要

欧州紙パルプ業界は、新型コロナウイルス（Covid-19）による厄災からの大きな打撃に対し、何とか踏ん張つている。伝えられるところによると、大部分の紙パルプ工場は（最も厳しい状況のイタリア北部を含め）3月18日時点で通常通り操業を行っている。しかし一方、急激な事態の進展に伴い、EUおよび加盟各国がCovid-19の感染を抑制するために国境管理を厳しくしたことで、国境付近の物流が滞る懸念が増大しているという。