変わる生産管理システム～人手不足時代の乗り切り方～第30回クラウドで動く簡易工程管理ツールをつくりました

摘要

日本の部品加工工場には「製造ロット番号」のついた製造指示書(現品票）を使って製造指示をしたり進捗管理をしたりしているところが多い。製造指示書には製造ロット番号のほかに製品名、ロット数、納期、工程順、製造指示内容などが印字されており、製造物（ワーク）につけて製造工程に流す。各工程現場は製造指示書の内容に従って製造し、指示ロット数量分の製造が完了した時点で製造指示書に製造結果を記入して次工程に渡す。その時に製造指示書に印字されているロット番号のバーコードを入力して製造進捗を管理する工場も多い。製造ロット番号管理は仕組みが単純で製造現場で運用しやすいために広く普及している。