'made in本庄'の挑戦—本庄工場発！海外生産以下のコストで日本品質をつくり上げる

摘要

埼玉県北西部に位置する本庄市は、江戸時代には本庄宿が置かれ、中山道最大の宿場町として栄えた。現在は、東京から上越新幹線で約50分という立地にある。沖電気工業(以下OKI)が、この本庄に工場を開設したのは、1962年のこと。以来、本庄工場(通信システム工場)は、OKIの要とも言える通信機器の生産拠点として、重要な役割を担つてきた。約4万坪という広大な敷地には、生産施設のほか、昨年50周年を記念してリニューアルしたこだわりの社員食堂、広いグラゥンドがぁり、敷地内の緑地ではカルガモの親子が泳ぐという、環境にも配慮された生産拠点だ。