設備の異常検知や相関分析が行える100万円以下のIoTキットが登場

摘要

ソフトウェア開発会社の日本ノーベル(東京都北区)は、工場内の設備に設置したセンサ情報から、設備の異常検知ゃ相関分析などが行える「IoTスタータキット」を開発した。センサ、測定キット、管理キット、パソコンの構成で、買取り価格は想定で100万円以下と低価格。無線と外部バッテリー使用のため、長時間使い続けることはできないが、IoT活用の第一歩としての機能は十分に備えている。キットの販売は同社単独でも行うが、大手ITサービス企業の日立システムズと提携し、「FutureStage製造業向け生産管理システム」のオプション機能としても販売する。両社では、近く実施する金属プレス会社での実証テストの結果を見極めたうえで、早ければ夏前にも本格発売に踏み切る考えだ。