2020年度会誌編集委員会における取り組み

摘要

2020年度，表面技術誌編集員長を仰せつかっております伊崎でございます。編集委員会は，本委員会，編集幹事会，現場技術企画小委員会などにより構成され，年十数回開催し，表面技術誌の編集計画の策定，編集進捗状況の確認，投稿論文の状況，ならびに表面技術誌に関わる事項についての審議•検討を行なっております。昨年度までは，これらの委員会を対面形式にて開催してきましたが，本年度においては，表面技術誌の卷頭言でも度々記載されておりますように，新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から.対面会議の開催，各機関からの出張，などが難しくなり，2020年3月から5月までの3ケ月間の間，委員会などを開催することができませhでした。オンライン会議の開催をその間も模索して参りました。各機関において用いているオンライン会議ソフトの違いや使用ソフトの制限などがあり，その調整や設定など事務局には大変なご尽力をいただきましたカ气6月よりオンライン会議形式により委員会を開催できる運びとなりました。昨年度までの対面形式の会議と異なり，オンライン会議形式では，ソフトの使い方の不慣れ，人に対してではなくPCなどに向かって話すため，表情や雰囲気が読み取りにくい，などの違和感を持ちながらのスタートでしたが，次第にオンライン形式での会議にも慣れ，出席いただける委員数も多くなり，会議も順調に進めることができるようになりました。2020年度当初から3ヶ月間にわたって，編集委員会を開催できず，表面技術誌編集計画策定に不安もありましたが，編集委員各位ならびに事務局のご協力とご尽力により順調に策定できております。