徳島県立農林水産総合技術支援センターにおける青果物輸送の効率化に向けた品質保持研究

摘要

徳島県立農林水産総合技術支援センターは、研究•普及•教育の各機能を集約することによる相乗的効果を発揮することを目的に、農業•林業•水産業の研究施設および農業改良普及センター、農業大学校を統合し、平成17年に設置された「知」と「技」の集積拠点である。そのうち、農業に関する研究を担う、経営研究課、農産園芸研究課、資源環境研究課は、平成25年に名西郡石井町に研究施設を構え（図1)、新品種の作出、農林水産物の高付加価値化、環境保全、省力•低コスト生産技術、青果物流通改善技術および輸出促進など農林水産業の成長戦略を担う新技術の開発に取り組hでいる。