下水道における地震の危機管理(15)(最終回)

摘要

長期にわたり連載をしてきたが、本章が最終章となる。本文では地震のランキングを行うことによって、地震の規模のイメージ化を行った。今後も、1000年に1回の頻度でマグニチユード9という巨大な地震が発生する可能性があり、また震度7の揺れが発生することが現実的であることも考慮し、危機管理を行っていく必要がある。ただし、震度は距離の2乗で低下するイメージがあるので、震度7の地域は意外と狭いのかもしれない。