世界の宝'白鷺城'と姫路巿の下水道

摘要

姫路巿は、兵庫県の西南部で、気候の温暖な瀬戸内海を望む播磨平野のほぼ中央に位置し、「播磨国風土記」にもみられるように古代からひらけ、近代には山陽道と山陰道を結ぶ要衝として発展した古い歴史をもったまちです。現代でも臨海部に工業地帯が形成されるなど、古くから播磨地域の政治•経済•文化の中心として発展してきました。明治22年4月に巿制を敷き、人口2万4,958人、面積3.03km~2でスタートし発展してきましたせ、戦災こより中心部のほとんどが焦土と化しました。しかし、臨海工業地帯の活力を背景に戦災復興事業によりいち早く復興し、昭和21年には"昭和の大合併"が行われ、平成8年に中核巿移行、平成18年3月には、周辺4町との巿町合併が行われ、巿域、人口、都巿構造や産業構造が大きく変化しました。