下水道は変わった: 連載終了にあたって

摘要

東日本大震災発生から2年目で、まだ災害時の記憶が生々しい2012年12月に、全国の地方公共団体(都道府県、市区)を対象に、日本トイレ研究所は「災害時トイレ対策に関するアンケート調査」を実施した。下水道担当課と防災•危機管理課の2課に、それぞれ送付した。設問で、「貴課では災害時トイレ施策を所管していますか？」を尋ねた。その結果、下水道担当部署では、都道府県で90%、市区で60%以上が「所管していない」と答えた。一方、防災・危機管理担当では、90%近くが「所管している」と答えた。