ドイツの取組みから反映可能な視点や今後の方向性

摘要

管きよ更生工法や取付管等に開する海外での実 情等を把握するため、先進的な取組みを行ってい るドイツを訪問し調査を行った内容に関して本誌に1回から4回までの連載形式で報告してきまし た。最後となる5回目の本稿では、ドイツにおけ る取組みをいくつか参考にして審査証明事業への 反映可能な事項、さらに我が国でどのように活用 が可能かといつた観点から述べます。以下の枠書 きには、本誌報告のドイツでの取組みの要点を概 述し、その内容をもとに、種々の取組み手法や考 え方を展開し、今後、どのように反映あるいは活 用が図れるかといった視点、および検討の方向性 について解説を加えてみました。