「バイオマスエキスポ2018秋」のオルタナティヴテクノロジー的見方

摘要

「バイオマスエキスポ2018秋」が11月20～22日、東京·江東区の東京ビッグサイトで、農業·流通関係者のための専門展示会「アグロ·イノべーシヨン2018」の一環として行われました。人気TVドラマでは、農業者の高齢化·後継者不足を救う無人農機の開発競争がテーマですが、この展示会でも、北海道大学、京都大学などを研究実施機関とするSIP生産システムコンソーシアム事務局、農業·食品産業技術総合研究機構（農研機構）からGPS利用でまつすぐ進む無人トラクター、田植え機等が出展されました。ドラマの未来図のようにAI搭載、自分で考えて動くわけではなく、オペレーターによるリモコン操縦ですが、畝に近づくと独立に動く駆動輪の一方が停止し、車幅だけの回転半径でUターンできる操縦性、数合同時に動かせる作業性には驚かされます。また別のブースでは不整地走行できる無人草刈機も出展されました。わが下水道界も無人化できる仕事はないか、考えさせられました。