日本そして世界の水循環改善を図る雨水協会の技術と取組み

摘要

(公社）雨水貯留浸透技術協会は、昭和61年度建設技術評価課題「浸透型流出抑制施設の開発」において、建設大臣技術評価書を交付（昭和63年8月23日）された民間12社が中心となり、その評価技術を普及させる目的で平成元年11月1日に任意団体「雨水貯留浸透技術協会」として発足した。その後、河川部局においても都市型水害の対応など、総合治水対策として本技術の普及にカをいれる必要が生じたため、国の設立許可を得て平成3年4月3日に「社団法人雨水貯留浸透技術協会」が設立された。会員はメーカ、ゼネコン、建設コンサルタント等から構成されている。また、公益法人制度改革に伴い平成24年8月1日に"公益社団法人"として内閣府から認定されている。