標準化の草案発表 EV用の半導体・電子部品

摘要

中国政府は、電気自動車(EV)用半導体などの標準化に向けた草案を発表した。中国EVメーカーのBYD(比亜迪)なども一部の草案作りに参加した。今後は工業・情報化部の電子工業標準化研究院(CESI)が業界標準を定め、2014年から施行する。草案は、EV用ICとディスクリートの安全性を計るストレステスト(健全性検査)、制御系の高圧コンデンサーや駆動系の金属フィルムコンデンサー、電力系統母線、双方向型の充放電制御器などの基準が対象。草案をもとに11月末まで業界内から意見を集め、14年に業界標準を制定する。