南京パンダ8.5G計画が浮上生産開始は14年後半か

摘要

南京パンダ(南京中電熊猫液晶顕示科技)は、シャープからの技術供与で立ち上げた第6世代(6G=1500×1850mm)パネル工場に続き、江蘇省南京で8.56(2200×2500mm)工場の投資を計画し」いる。生産開始は2014年後半とみられる。同社は11年6月、シャープから6Gパネル製造の技術供与を受け、シャープ亀山第1工場で稼働していた6G生産ライン(月産能力6万枚)を移設して生産を開始した。その後に新規装置で2万枚分を追加導入し、現在の月産8万枚の能力を備えている。南京パンダの親会社は中国の中堅テレビメーカーで、CEC(中国電子信息産業集団)の資金支援を受け、南京に新工場の建設を計画してきた。10G(2880×3130mm)工場の投資も検討してきたが、現在は次期工場として8.5Gを中心に計画している。月産能力は9万枚前後になるとみられる。