サムスン電子 CISで戦略転換 S7で自社製全面採用

摘要

韓国サムスン電子は、自社のスマートフォン(スマホ)向けに内製CMOSイメージセンサー(CIS)の採用を拡大していく方針だ。3月に発表した新旗艦モデル「Galaxy S7」に内製CISを全面的に採用した。半導体事業における非メモリー分野拡大の大きな柱として、今後より一層注力していく。同社はこれまで、自社スマホのCISには内製品と外部企業からの調達品を使い分けてきた。旗艦モデル「Sシリーズ」でも、ソニーから一定の割合で外部調達してきた。しかし、今回の「S7」には内製品を全面的に採用するもようだ。