特集/広域大気汚染をめぐる最近の動向(Ⅱ): 自治体における微小粒子状物質のモニタリングの実際

摘要

10月号は「広域大気汚染をめぐる最近の動向」と題した特集の2回目。平成22年度から整備され始めたPM_(2.5)常時監視測定体制の動向と全国ベースで評価された環境基準達成状況の最新情報をまとめました。まだまだ常時監視測定体制が緒に就いた中，全国の一定以上の測定体制が取られている8自治体の最新状況を編集室がまとめるほか，PM_(2.5)濃度測定と一部成分分析についても早くから測定を始めた自治体から平成23年度の報告を掲載します。