悠久のロマン歴史の創造: 斐伊川神戸川治水事業にかかわって

摘要

私と斐伊川神戸川治水事業のかかわりはこの計画が発表され、当時の恒松知事が出席され、出雲市体育館で説明会が開催される前からのことでありました。当時出雲市農協に勤務しており、特に農政同盟、農協青年連盟の事務局長を担当していた頃であります。当然地域農業を守るという立場から、この事業に絶対反対の立場でありました。300ha以上の農地をつぶし、300戸以上の家屋の移転を必要とするこの事業には、当然組織をあげて反対でありました。その事務局という立場で「斐伊川神戸川合流反対」「神戸川の単独改修」というムシロ旗の作成が私の仕事であり、この事業にかかわったスタートでありました。