岡山城•岡山後楽園周辺地域の賑わい創出を目指して

摘要

岡山市は、吉備高原から瀬戸内海まで多様な地形を有 し、豊かな自然環境に恵まれた地域です。古代より吉備 文化の発祥の地として栄え、市西部には造山古墳をはじ め、今も多くの史跡が残っています。現在の市街地は、 400年余り前、戦国の雄宇喜多氏による岡山城築城、城 下町の形成により始まり、江戸時代には岡山後楽園の築 堤をはじめ池田氏の政治により大いに繁栄しました。現 在も、道路や鉄道など交通のクロスポイントに位置する とともに、国内外を結ぶ空路も有し、物流、経済、文化 等の拠点として人や物が集まる地域です。そして、常に 存在感を有し、こうした岡山市の発展とともに歩んでき たのが、岡山市中心部を南北に貫く旭川です。