踏切道改良促進法: 踏切道の立体交差化、構造の改良及び保安設備の整備に関する省令の一部改正（現「踏切道改良促進法施行規則」）

摘要

踏切道改良促進法（昭和36年法律第195号）は、踏切道における鉄道交通量、道路交通量、踏切道と接続する道路の幅員差、周辺の状況等を勘案して改良すべき踏切道を指定し、立体交差化、構造改良、歩行者等立体横断施設の整備又は保安設備の整備を行い、交通事故の防止と交通の円滑化を目的としている。踏切道の指定基準は、「踏切道の立体交差化、構造の改良及び保安設備の整備に関する省令」で定められているが、本年3月の踏切道改良促進法の改正に伴い、本省令の一部を改正し、踏切道の指定基準等の見直しを行った。本稿では、今回の省令改正の背景、改正の内容について紹介する。