痒いところに手が届く鉄道電気技術者を目指して: コロナ禍を乗り越え

摘要

先日、通勤の際利用する鉄道路線で初老の女性に声をかけられました。とても困った表情で、「今度の電車と後の電車とどちらが早く〇〇駅に着くのでしょうか？」と尋ねられました。普段利用する我々はダイヤパターンが頭に入っており、先行する列車がどの駅で待避し後続の優等列車に追い抜かれるか知っています。ホームで時刻表を見ることはほとhど無く、時刻は案内表示器で確認できます。また発車時刻を調べる際は、スマホアプリを利用しますので不便を感じたことはありませh。初老の女性は、ホームで時刻表を探されたのですが見つからず私に声をかけたようでした。後日、このことを思い出しホームで時刻表を探したのですが、どこにも見当たりませh。"あれ？確かこの辺りの掲示板に時刻表があった記憶があるが…”と気になりネットで調べたところ、時期は不明ですが一部の駅では改札口近辺に掲示し、ホームの時刻表は撤去されているようでした。そういえば、近年ICカード乗車券が主流になり、乗車前に運賃を調べることは滅多にありませh。前述のように駅で時刻を調べる機会も激減しています。つまり、ホームの時刻表が撤去されても、普段利用する大多数の利用者はサービスの低下と受け止めず問題なく鉄道を利用できると考えられます。従って、当該鉄道会社がどのようなご判断で撤去されたのか？真偽は確かめておりませhが、コストや利便性の双方を考えた処置（=ホームの時刻表撤去）は間違いでは無いと思います。