ルネサス、営業益2.8倍 自動車向け半導体好調

摘要

ルネサスエレクトロニクスの15年3月期第1四半期(14年4-6月)連結決算は、自動車や産業機器向け半導体や中小型パネル向け表示ドライバICが好調、円安も追い風で売上高は前年同期比5.1%増の2092億5900万円となった。増収に加え、構造改革施策の実行により収益構造が改善したことから損益は大幅に改善。営業利益は同175.9%増の269億8400万円、経常利益は同196.8%増の253億4300万円、最終損益は前年同期の39億9千万円の赤字から211億9900万円の黒字に回復した。