機械設計をはじめる若きエンジニアへ

摘要

私達は，市場には無い高精度な製品を仕上げるだめの裝置を，社内で寞用化するべく開発して来た.主力製品の研削仕上げに要なホブ研削盤や，測定用親歯車の研削盤である.さらに，歯車を喷み合わせて動的な噛合い精度を測る装置等の開発も行い製品化した.この槺な自らにどって未踏の領域の高精度な装置の開発に当なり，自分が常に用いる孚法が在る.初めに開発の目標，即ら，精度の植，加工や渕定をする品物の大きさ，そして裝置の作業能率等の設定をする.ここていう精度どは許容誤差の最小値てあリ，再現性ある精度の値である.この目標を達成するのに要な構成を考えるとき，当籾はーつのアイデアさえも容易には出せないものだが，初めのアイデアが出てから此れを装置にまで纏め上げようとする工程の中で，此れとは異なるアイデアを見出す事がある.この異なるアイデアについても，敢えて検討し拘って纏めようと試みる事が大切てある.途中で決定的な欠陥を見出して破棄する事もあるが，その理由を明らかにする作業も，次の新しいアイデアの発想に綽びつく事が多いのて，億劫がらずに対;する事が大切て'ある.この樣にして作業を統ける間に，氘が村くど幾つかの使えそうなアイデアが残る.これ等のアイデアに，装置を據め上げるための突き詰めた感性き覚悟て取リ組めば，其れなリのまとめ方が出来る筈である.それらの総マについて，改めて容親的かつ総合的に評価すれば最善の構成が見出せる，というのが自分の孚法である.