エネルギー管理システムの販売開始: データ管理機能強化で節電対策に貢献

摘要

日新電機は、自社内に構築した「スマート電力供給システムSPSS（スマートパワーサプライシステム）」で実証したエネルギー管理システムの販売を開始した。このシステムは、工場やビルの電力使用状況の統計•分析に役立つデータ管理機能を充実させ、省エネ•節電対策に貢献するシステム。同社では2011年から、節電と電力の安定供給を目指すSPSSを本社構内に構築し、太陽光発電設備、工場•事務棟の消費電力見える化、電池電力貯蔵設備の開発検証に取り組んできた。前橋製作所では、さらに規模を拡大し、太陽光発電設備、コージェネレーションシステム、電池電力貯蔵設備、エネルギー管理システム、受変電設備状態監視系から成る実規模検証システムを構築し、2014年3月から実証を開始している。