環境変化に適応可能な事業供給構造への転換と事業効率改善等に注力

摘要

四国電力は、平成29年度のよんでんグループ経営計画を取りまとめた。それによると、これまで経営の最重要課題の1つであつた伊方発電所3号機の通常運転再開を昨 年9月に実現し、その後も安全•安定稼働を継続することにより、電力需給をはじめとする経営基 盤の安定化に努めている。さらに、事業環境が変化する中にあっても、将来に亘り持続的な成長を 達成できるよう、2020年度までの5か年をターゲットとした「よんでんグループ中期経営計画 2020」を策定し、「持続的成長を目指して収益力を変革する」との基本コンセプトのもと、さまざ まな分野でその具現化を目指している。2017年度は、こうした取り組みを加速し、着実に成果を 上げていくことができるよう、◊環境変化に適応可能な事業•供給構造への転換と事業効率の改善、 ◊本格化する市場競争下での顧客基盤の強化と電力販売の拡充、◊グループ大での次なる成長ェン ジンの創出•育成の3点を重点課題に位置付け、スピード感を持って積極果敢に挑戦する方針だ。