2017年度温室效果ガス排出量速報值公表前年度比1%減の12億9,400万～ト_ン

摘要

環境省と国立環境研究所は、2017年度の我が国の温室効果ガス排出量の速報値を取りまとめた。それによると、2017年度の我が国の温室効果ガスの総排出量は、12億9,400万～ト_ン（CO_2換算）となった。前年度の総排出量（13億700万～ト_ン）と2017年度の総排出量を比較すると、冷媒分野におけるオゾン層破壊物質からの代替に伴い、ハイド口フルォロカーボン類(HFCs)の排出量が増加した一方で、太陽光発電·風力発電等の再生可能エネルギーの導入拡大や原子力発電所の再稼働等によるエネルギーの国内供給量に占める非化石燃料の割合の増加等のため、エネルギー起源のCO_2排出量が減少したこと等から、1.096(1,200万～ト_ン)減少した。