LoRa無線通信技術を活用した送電設備の監視実証試験を実施

摘要

東北電力、東京大学、NTTドコモは、見通しが悪い山間部におけるデータの送受信状況等を確認する観点から、「LoRa無線通信技術」を活用した送電設備の監視に係る実証試験を実施する。 LoRaは、「長距離のデータ通信」や「低消費電力」の特徴を持つ通信ネットワークであるLPWA (省電力広域無線通信技術）の1つで、今回の実証試験は、ドコモが提供するLoRa専用の親機と子機間の放射型データ通信技術(LoRaWAN技術）と、東京大学が2017年に新たに開発したLoRa専用の子機同士でデータを中継伝送する通信技術 (LoRaマルチホップ技術）を利用して無線通信を行う。