第35回アジアリモートセンシング会議(ACRS)「JAXA特別セッション：宇宙利用セッション;農業と技術融合(地球観測+測位)」報告

摘要

2014年10月27〜31日にミャンマーのネピドーにおいて第35回アジアリモートセンシング会議(ACRS)が開催された。これまで，JAXAは第30回の記念大会からアジア•太平洋域宇宙機関会議(APRSAF)のSAFE(Space Applications for Environment)イニシアチブにおけるアジア各国との宇宙技術を用いた社会課題解決に向けた利用実証プロジェクト(パイロットプロジェクト)の成果の共有，JAXA地球観測衛星ミッションの紹介などを目的にして，JAXA特別セッションをACRSにおいて開催してきた。今回のACRSでJAXAは「宇宙利用(Space Utilization)」をテーマに，「SAFEと農業」と「だいち2号(ALOS-2)とみちびき(QZSS)」の2部構成で10月28日に特別セッションを実施した。第1部は80名，第2部は40名程の方にご参加いただいた。