DNSがよくわかる教科書

摘要

DNSはインタ一ネットの屋台骨（インフラ）だ。四半世紀前の話だが、インタ一ネッ卜に接続してネッ卜サーフィン（もう古語だ）するだけでも一生懸命DNSの設定をしたものだ。自前でサーバを構築してそれをネッ卜につなぐときも同様だ。ところが今はほぼ自動だ。あれほど重要で必須なDNSが完全に裏方になってしまった。ITエンジニア希望の学生に質問してみても、DNSの意義や設定を正しく説明できる人は少ない。本書はそんな若い世代に向けて書かれた本だ。しかも㈱日本レジス卜リサ一ビスの若手技術者の執筆。つまり、DNSについての技術書はこの1冊で事足りるのだ。しかも比較的新しい話題のdnssecについても十分なページ数で解説を行っている。基礎から応用までこれ1冊で完璧。まさにお勧めの1冊。