10月に外国人旅行者向け免税制度改正: お菓子やお酒の土産物で包材需要拡大か？

摘要

段ボールや発泡スチロール、ポリ袋、さらには封緘テープやシールなどを扱う包装業界にとって、久々に明るい話題となっているのが、10月1日からの外国人旅行者向け消費税免税制度(輸出物品販売場制度)の改正だ。従来免税販売の対象となっていなかった全ての消耗品が新たに免税販売対象となり、外国人旅行者の増加や、地方の特産のお菓子や地酒などの地場産品を外国人旅行者に買ってもらうチャンスになる。しかも免税対象の消耗品は、旅行中に消費されないような包装方法が規定された。外国人旅行者の消費拡大は、当然国が定めた規定の包材(箱や袋や封緘テープ、封印シール)の需要拡大にもつながるというわけだ。