ロボ活用した新提案に脚光: 文字や絵をパンなどに自動で作画

摘要

ウイストは、産業用ロボットを活用しパンやケーキに文字や絵を自動で作画するロボットシステム「トッピングマイスター」を提案している。職人同様の技量を備えたロボットが、パンやケーキの上にイメージ通りに作画トッピング。産業用ロボットを活用した新提案に昨年の国際見本市などでも話題を呼んだ。トッピングマイスターは、オペレーターがイメージした絵や文字などをタブレットやパソコンに入カするだけで、ロボットが自動でパンなどの対象物に作画する仕組み。パンやケーキは形や大きさなど個々で異なる。トッピング前にロボが対象物の大きさや作画箇所の高さを自動的に認識し、製品の大きさに作画が収まるようにスケーリングしたり、美しくトッピングできるよう製品とトッピングノズルの距離を自動的に調整する機能などを備える。コンパクトなシステムで狭小スペースなどにも設置が可能。ディスペンサー部も洗浄性に優れるほか、多品種少ロット対応が要求される生産ラインなどでも柔軟に対応する。