輸送包装の今……「言い，伝えたいこと」標準・標準化の意義（再考）

摘要

標準・標準化は，旧くて新しい言葉である。筆者は，JPI発足当時の1960年代前半，学校時代の知識とは異なる包装を一から勉強したく，栃木の田舎から片道2時間掛けて，東京・東銀座の本州ビルで，大先輩で，当時のJPI役員であった向野元生，福岡和雄両先生他からの熱っぼく語られる包装の講座で，合理化，効率化の手法としての「包装・物流の標準・標準化の必要性」を教わり，その内容の新鮮さと重要性に感銘を受けた。