新しいオートレベラー・ギルボックス：2頭式による1頭オートレベラーの品質

摘要

リータ一社（Rieter IngoIstadt GmbH；ドイツ）はこのほど、RSB－D22型と称する2頭式のオートレベラ一によるギルポックスを完成させた。本機の特長は、並べて配列された2台のギルポックスが、それぞれ独立してむらの制御が実施される、2頭式のオートレベラー・ギルポックスになっている点である。このため、最大送り出し速度2×1,100m/min．を達成できた。この性能は、従来のRSB－D40の1頭式ギルポックスに匹敵する。さらに2頭式により、機械の設置面積が狭く（幅2．9～3．2×長さ5．6～6．7m）てすみ、据え付け費用を節約でき、空調費や照明の費用も節減が図れる。