NEDO 「高輝度高効率次世代レーザー技術開発」プロジェクトの特集に寄せて

摘要

2016年に始まったNEDO「高輝度高効率次世代レーザ一技術開発」プロジェクトは2021年3月に終了した。25法人が参画するこのプロジェクトは，次世代レーザー加工に資するレーザー開発を目的とする。特に，日本が強みを持つ紫外レーザー，短パルスレーザー，そして半導体レーザーの技術開発を主役とする。研究開発項目は5つあり，①深紫外·ピコ秒レーザーによる加工技術，②高出力パルスレーザーによる新しい加工技術，③次々世代加工を見据えた高輝度高効率レーザー光源技術，©最適条件を導くレーザー加工プラットフォーム，そして⑤新型レーザーによる加工技術と分類できる。それぞれの研究開発項目において，この5年間先端レーザーと加工機および基盤技術開発を進めてきた。