NTT,機械振動を用いた光増幅を可能にするオプトメカニカル素子を作製—超小型·高効率光増幅器に一歩

摘要

現在，電気的に機械振動子を制御するMEMSが広く実用化されているが，光で機械振動子を検出·制御するオプトメカニカル素子にも注目が集まっており，センサーの高感度化などの応用が進hでいる。ォプトメカニカル素子は，例えば光共振器のようなキヤビティ構造を組込hだ片持ち梁に光を照射し，入射光の多重反射によって生じる放射圧により振動を制御する。これは光と機械振動の相互作用によるもので，このような物理系では，それぞれのエネルギーの大小関係で全体の挙動が決まる。つまり，光と機械振動のエネルギー損失時間の大小関係によって素子の振る舞いが決まってくる。