2012年第1四半期の太陽光発電世界市場は前年比146%増の6.9GW

摘要

米国調査会社NPD SolarbuzzはドイツでのPV奨励政策引き締めの延期などにより，2012年第1四半期の世界需要が前年比146%増（前期比35%減）と大幅に拡大し，6.9GWに達する見込みと発表した（図2）。一方で，2012年下半期は欧州需要が上半期に比べて27%減少する見通しで，例年と異なる動きを示すことになると見られている。世界の太陽光発電市場は2011年第4四半期に354億ドルに達し，2010年第4四半期以来の最高値を記録したが，2012年第4四半期は出荷量の減少と価格の下落により，220億ドルまで落ち込むことが予想されている。