2017台北国際光電週が閉幕：自動車向けがけん引する台湾光電産業

摘要

6月13日〜15日の3日間にわたり開催された2017台北 国際光電週（Phtonics Festival in Taiwan)が閉幕した。3 日間で，延べ1万9,000人が展示会とセミナーに来場し， 1,000人近くのバイヤーがブースを訪問したり，商談に 参加したりして台湾光電産業に新たな活カを与えた。今年の台北国際光電週においては，国内の学会，同業 者協会，産業アライアンスが連携して「スマートカー用 光電展」を企画，創設したのが大きなトピックの一つ。 開幕にあたって，陳建仁副総統は祝電で，業界全体の飛 躍，応用製品のレベルアップ，国際競争カの向上という 点で，この見本市が見事な成果をあげており，喜ばしい 旨を伝えた。主催者である光電協進会会長•石大成博士 によると，21世紀は光の時代であり，特に自動車と光電 の融合は，工業とハイテクの統合を象徴している。「2つ の世紀に跨る台湾の建設」政策において，光電産業は不 可欠の存在であり，その環境保護性や低炭素化への貢献 に加えて，新たなライフスタイルの創造や技術的な応用 先の拡大が期待されている。