シスコ、再生なしで100G 3000km伝送実証

摘要

シスコは、コヒレント100GbpsDWDMソリューション（70×100G）が、複雑なラマン光増幅技術や信号再生なしで3，000km超伝送できることの実証と確認に成功した。この伝送距離は、今日市販されているノン-ラマン代替ソリューションに対して50％上回っている。高価なラマン増幅、再生、分散補償の必要性を無くしたことで、キャリアは10G技術向けに設計された既存インフラに100Gサービスを追加し、投資保護とネットワークアップグレードを簡素化することができる。また、この技術実証に関連してCiscoは、「2010年に買収したコアオプティクス（CoreOptics）の先進的な信号処理技術を使用することで、400Gbps、1Tbpsへのロードマップが描ける」と説明している。シスコのソリューションは、US Signalなど、すでに多くのサービスプロバイダや研究ネットワークでテストされている。パフォーマンスもEANTC（European Advanced Network Test Center)で検証されている。