編集後記

摘要

今回は光コネクタに関する特集を組んだ。光コネクタの市場動向を確認することで、光通信市場の大まかな流れを把握できる。例えば、多心光コネクタの動向からはデータセンタ市場を推測できる。防水光コネクタの動向からはモバイル系インフラ巿場を推測できる。取材にご協力項いた各社の話を纏めると、売り上げは前年比増もしくは横ばい。横ばいと言うのも、比較対象である2013年は前年比増を記録しているので、高い水準を維持していることになる。特に好調な多心光コネクタを見ると、24心のマルチモードが増えているものの、数量の比率では12心のマルチモードが多い。12心のマルチモードは既に価格競争が激しくなつて久しい、ので、各社はコストダウンと付加価値製品の開発を進めている。こうした流れは2013年から続いている。