LED照明の最近の動向パワー白色LED

摘要

パワー白色LEDは大型素子を実装した構造のものに加え，比較的小型の素子を複数個搭載したパッケージ品が製品化されてきた。それぞれの特徴を生かした機能照明用途，ベース照明用途として発展する可能性を秘めているが，いずれも発光効率と生産性の良さを実現することが照明用途で普及する鍵である。LED光源を照明市場で認知してもらうには，その信頼性をLEDパッケージレベルでも実現することが必要で，器具に組み込まれた場合の指針として初期光度（光束）70％維持を4万時間まで達成することが示されてきている。