パナソニックが分電盤を刷新電力サービスの多様化に対応: エネルギー機器との連携機能や電流センサを搭載

摘要

パナソニックは、住宅用分電盤の新製品「スマートコスモ」を、2014年春に発売する。同社が住宅用分電盤を全面刷新するのは、実に14年ぶりになる。今回の刷新によって、配電という分電盤の基本機能に、エネルギー管理機能を追加した。パナソニックはスマートコスモを核として、エネルギー管理事業の売り上げを2012年の600億円から、2018年に1200億円へと、倍増させる計画だ。 スマートコスモが従来の分電盤と異なるのは、エネルギー関連機器との連携機能を備えていることと、各ブレーカに電流センサを内蔵していることである。エネルギー関連機器との連携機能は、電力小売自由化などの将来の電力サービス多様化に備えた機能である。