少し高価でも買いますから

摘要

国内家電メーカーがテレビ雜を縮小するという報道が続いている。例えば、2015年1月末にパナソニックが中国やメキシコでのテレビ生産から撤退すると報じられた。同年2月初めには、東芝がテレビの自社生產から撤退するというニュースが流れた。ジーエフケーマーケティングサービスジャパン(GfK)が2月10日に発表した「2014年MOSFET家電・IT市場動向」によれば、薄型テレビの国内市場規模は2010年に2500万台を超えていたが、2014年は579万台になった。大幅な縮小である。ただし、明るい兆しがないわけではない。大画面化や4Kテレビの伸長に加え、中小型製品の価格が上昇に転じたことによって、平均価格は前年から5000円上昇し6万3600円となつた。こが吉果、2014年に薄型テレビの販売金額は前年比3%増と伴ぶりにプラス成長に転じた。