テレビ/スマホの販売を激増、EVではTeslaキラー狙う「LeEco」

摘要

中国LeEco(楽視、以前はLeTV)社が猛烈な事業拡大意欲を見せつけている。同社はもともと、動画配信や映像制作の数ある企業の1つだった。しかし、2013年からテレビやスマートフォンの事業に参入。2015年末までの累計販売台数は、テレビが450万台、スマートフォンが300万台。2016年単年ではテレビを600万台、スマートフォンを2500万台販売しようとしている。同社のハードウエア品質への評価は高い。実績豊富な台湾企業が製造しているからだ。テレビはFoxconn(鴻海)社、スマートフォンはCompal (仁寶)社、Pegatron (和碩)が手掛ける。価格は極めて安い。販売コスト割れどころか、「数百人民元のB0Mコスト割れ」と、LeEco社はうたっている。