日本トライボロジー学会 最近10年の歩み: 50周年からの10年間

摘要

日本トライボロジー学会は,1956年の日本潤滑学会の創立から年々と発展を続け,本年2016年に創立60周年を迎えた.その間.学術誌の出版,学術会議•各種講演会の開催,国際交流事業の推進,研究会活動における支援等,様々な面で国内のトライボロジーの発展に貢献してきた.また,それとともに,多くのトライボロジストの活躍を支える重要な役割も果たしてきた.特に,この10年間では,これまでの活動を継続•発展させるとともに,第4回世界トライボロジー会議(2009年,京都で開催)をはじめとするグローバルな取組みが活発となり,さらには情報化に向けた各種システムの導入といつた新たな取組みも行われている.