スキンケア化粧品の官能評価および塗布動作の計測: “使用感”共有の試み

摘要

化粧品の官能評価は「使う心地良さ」を評価することと考えている.スキンケア化粧品にとって，心地良い使用感と，そこから得られる満足感，幸せ感ともいうような気持ち~(1))は，非常に大きな要素である.手指で塗布すると，マッサージ感が心地良かったり，ひhやり気持ち良かったり，スキンケア化粧品とともに肌に触れることが心地良さを生む.ロングセラー化粧品には例外なくこの心地良さがある.スキンケア化粧品は，「肌を守る」だけでなく，この「使う心地良さ」が重要であり.「いつも心地良く感じたい」という思いがリピート購入につながると考えられる.