編集後記

摘要

今月号は、繊維、生地、ウエアにおいて付加価値を高めるための設計技術、加工技術、機能評価技術などの解説記事が紹介されています。これらは、差別化されたモノを創出するための重要なアプローチになります。また、巻頭言では、従来の製品開発から脱却し、感性を含めたデザインアプローチの重要性が提言されています。 経済産業省も、機能や価格といった従来のものづくりの価値軸に加え、新たな価値として「感性価値」(生活者の感性に働きかけ、感動や共感を得ることで顕在化する価値)を提唱しています。